今日も朝からフラワーレッスン。
ママさんの多い午前中のレッスンでは、インフルエンザの流行がどれほどのものかよくわかります。皆さん、気をつけましょう!
久しぶりの生花のアレンジに皆さん大喜びのご様子でした。お花好きはやっぱり生きているお花ですよね!同じ花材なのにどれも違う雰囲気のアレンジを作成されておられました。どれもステキであった事には間違いありません。
皆様、お疲れ様でした。
さて、本日のレッスンの話題にもなったのですが、「花の持たせ方」について。
今の時期は基本的には「花もち」は良い季節なのですが、お部屋って暖房を入れちゃいますよね。あたたかい気温(人間にとってあたたかく心地の良い気温はお花にとっては、過酷な環境です。できるだけ、長くお花を楽しみたい、と思うと
やはり暖房の入っていない場所が良いと思われます。
花の環境に合った場所で管理してあげると
秋、春は1週間~10日、
冬は2週間
夏は4日~1週間
楽しむ事ができます。
環境以外で、花を長く楽しむ為の方法は、やはり手をかける事。
1、花屋さんで買ってきた(人からプレゼントされた)お花や花束のラッピングをはずします。
2、お花専用のハサミやフローリストナイフを用意する
3、「切り戻し」(水あげ)をする
ご家庭で一番イイのは、バケツなどに水をはり、その水に花の茎をつけて茎を切る事。
その茎をしばらく水中に留めておくと、お花が水を勢いよく吸い上げます。
4、お花の長さや特徴に合わせて、フラワーベースを選び、葉を取ったり、水量を調整しましょう。
5、そして、これが一番肝心です!
毎日、切り戻しをして、毎日、フラワーベースを洗って水替えをしましょう。
悪くなった葉や花びらはその際、取り除いたり、ぬめりのある茎は茎を洗ったり・・・
「手間」なのですが、これをするとしないでは、大変な違いがでてきます。
ハサミなどの道具も清潔にですね。
切り花栄養剤(鮮度保持剤)を使うとさらに良いですよ。
たったこれだけで、本当にホントに大きな差がでます。
最近では、年末にお買い上げいただいた迎春用のお花がまだキレイにしてるよ、とよくお客様に言われたりしますが
それは、お花に合った環境づくりと手間をかけている、という証拠です。
綺麗なお花たち
人間の心ひとつでちゃんと応えてくれますよ。